【ヅカオジ観劇記】宝塚雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』を観てきました!

宝塚雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』を観劇してきました。

雪組は前回のシティハンターと同様、今回も原作モノです。原作は桃太郎侍が有名な山手樹一郎の時代娯楽小説『夢介千両みやげ』。1951年の作品ということだからもう60年以上前の小説ですな。まったく知らんかった。

で、いつもは大抵原作を予習していくので、この山手樹一郎の原作も古本やらフリマサイトでチェックしてみたところ、古本の値段自体は200円とか安いんですけど宝塚特需で在庫は壊滅状態。60年前の作品を新刊で買うのもなんだかなあということで、今回はノー予習で臨みました。

結果、わかりやすいストーリーで原作知らなくても全く問題なく楽しめましたよ!

しかし、こういう原作ってどうやって選定するんだろう。

雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』 の内容


『夢介千両みやげ』

タイトル 大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』
原作 山手 樹一郎「夢介千両みやげ」
脚本・演出 石田 昌也
出演 彩風 咲奈 朝月 希和 朝美 絢 和希 そら 縣 千 ほか
公演期間 2022年3月19日(土)~4月18日(月)(宝塚大劇場)

小田原・庄屋の息子・夢介は、父親から“通人”となるため千両を使っての道楽修行を言い渡され江戸へ向かう。道中、“オランダお銀”と呼ばれる女スリに懐を狙われる夢介だったが、夢介の朴訥で底抜けな優しさに触れたお銀は一目惚れ、押しかけ女房となり二人は江戸で奇妙な同棲生活を始める。夢介に相応しい善い女房になろうと努力するも元来気性の激しさを抑えきれないお銀。遊び人飛脚屋の若旦那・伊勢屋総太郎ら個性豊かな江戸の人々が巻き起こす騒動を、夢介は“金と優しさ”で解決して行く。
善意の塊のような夢介との出会いが人々にもたらすものとは、そして夢介の道楽修行の結末は?

出典: kageki.hankyu.co.jp

『Sensational!』

タイトル ショー・スプレンディッド『Sensational!』
作・演出 中村 一徳

雪組公演『夢介千両みやげ』のキャスト

夢介 彩風 咲奈(さき・愛媛県・173cm・93期)
お銀 朝月 希和(ひらめ・東京都・163cm・96期)
総太郎 朝美 絢(あーさ・神奈川県・169cm・95期)
三太 和希そら(そら・岡山県・168cm・96期)
金の字(金さん) 縣 千(あがた・京都府・173cm・101期)←推し

雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』の感想

『夢介千両みやげ』の感想

彩風咲奈と朝月希和のトップコンビがとにかく上手い

シティーハンターの冴羽獠のときも彩風咲奈のキャラクターになりきった演技が良かったんですが、今回の彩風も主人公は小田原の豪農で庄屋の息子”日本一のお人好し”の夢介という特異なキャラになりきってましたよ。

夢介は「おら東京さいぐだ」的ないなかっぺ大将で、ちら読みした原作では大仏さんみたいなキャラなんですが、彩風はあのスラリとした容姿でありながらお人好しの田舎者をひじょーに違和感なく演じていました。

基本三白眼で睨まれるとちょっと怖い彩風が終始ニコニコ微笑んでるので怖くない彩風だったのも良かった。

朝月希和も女スリのお銀をひじょーに上手く演じていて、この子かなり芝居上手ですな。

トップ二人の演技が安定してるので芝居も安心して見れましたよ。

トップのかっこよさの追求、という点ではどうなのか?

前回のシティハンターの冴羽獠のときは、まあ究極のナンパでありながら締めるとこは締めるというキャラだったんで、宝塚男役のかっこよさも際立って良かったと思うんだけど、今回の夢介は究極のお人好しで、終始「おら〜〜だべ〜」としゃべる田舎者。正直、ファンが求めるであろうスマートなかっこよさとは対極かと。

もちろんクライマックスでの見せ場はあるものの、基本なんでも小判で揉め事を解決するどっちかつうとおぼっちゃまくんみたいなキャラなもんで、咲ちゃんファンは納得するのだろーかと余計な心配が。

次回の出し物はぜひ究極にカッコイーキャラを演じさせてやって欲しい(余計なお世話か)。

あ、今丁度ハマってる小説で今村翔吾の『羽州ぼろ鳶組』という江戸火消しの話があるんですけど、これなんか宝塚でやると映えるんちゃうかなあ。明和の大火を今やお得意のプロジェクションマッピングで派手に演出したら見応えありそうでっせ。おすすめしときます(誰にや)。

まとめ

というわけで、金さん役の推しメン縣千も良かったし(諸肌脱いでほしかったけど笑)、2番手朝美絢は安定の美形だし、宙組から組み替えしてきた新3番手和希そらはさすがに達者だったし、わかりやすいほのぼのストーリーで癒やされました。

音楽も和モノのなかにジャジーな楽曲も入っていて良かったですよ。

ところで夢介の地元小田原っていえば神奈川県だけど、神奈川県って昔はあんな田舎言葉喋ってたのかな?そういえば神奈川の友人は昔ときたま「〜〜だべ」って語尾につけて喋ってたんで、意外とそんな喋りだったのかもしれない。

『Sensational!』の感想

彩風は置いといて、やっぱり縣千だな〜

ショーに関してはレビューする能力がないので簡単に感想を。

彩風咲奈はまあトップなので置いといて、これからの若手に注目したい。

というわけで、やっぱり推しメンの縣千

オヤジに追っかけられるあがたには悪いと思いつつ(笑)、終始いつもの日の出双眼鏡で追っかけてました。やっぱり日の出双眼鏡はよく見えるわ〜。

これね。自分のは倍率6倍の旧型で今は在庫がないようです。

あがたはガタイが良く、ちょっと面長(馬面ともいう)な男顔なとこが男役としてイケてる。

やっぱり男役は男らしく見えなくてはね。朝美絢も美形でいいんだけど、やっぱりおっさんからみるときれいな女性に見えてしまう。

あと縣千は京都出身だし。関西人がんばれ。

朝月希和、実は歌がヘタなのか?

朝月希和は芝居上手でいいんだけど、なんか歌になると微妙感が出てました。これは正しい理解なのかな? なんかね、高音がキンキンうるさいという。

もしやファンの間で歌上手で通ってるなら、おいちゃんの耳が悪いだけなのですみません。

地元の星、綾凰華が惜しまれつつ退団

ところで地元宝塚市のスター、98期の男役綾凰華が、惜しまれつつも今公演で退団とのこと。

退団に合わせて、綾凰華のソロやトップとのデュエットで花道が飾られてました。思わずお疲れ様の拍手。

ド地元のスターが卒業してしまうのは寂しい限りですが、次の道でも頑張って欲しいですね。

あとに続く宝塚市出身のスターは誰になるんだろうか。

勝手に評価

今日の雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』、わかりやすいストーリーで、トップの演技も見応えあり。ほのぼの楽しめる良作でした。

ということで、★3つ半で。

私的評価 ★★★☆

 

最近見た宝塚歌劇

(2022年)
3月
雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』★★★☆ 💬
1月
月組公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』★★★★ 💬

(2021年)
11月
花組公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』★★★★ 💬
9月
星組公演『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』★★★☆ 💬
雪組公演『CITY HUNTER/Fire Fever!』★★★ 💬
5月
月組公演『桜嵐記/Dream Chaser』★★★☆ 💬
4月
花組公演『アウグストゥス/Cool Beast!!」★★★
1月
雪組公演『fff-歓喜に歌え!-/シルクロード』★★★★ 🥲

 

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