【宝塚歌劇】花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination!』を観劇してきました

花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination!』観劇してきました。予想以上に面白かったので以下、レポートします!

花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination!』の内容

『元禄バロックロック』

タイトル 三井住友VISAカード シアター
忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』
作・演出 谷 貴矢
出演 柚香光・水美舞斗・永久輝せあ・聖乃あすか・星風まどか 他
公演期間 2021年11月6日(土)~12月13日(月)(宝塚大劇場)

花、咲き乱れる国際都市、エド。そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
元赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていたが、ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する・・・

出典: kageki.hankyu.co.jp

『The Fascination!』

タイトル 三井住友VISAカード シアター
レビュー・アニバーサリー『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
-花組誕生100周年 そして未来へ-
作・演出 中村 一徳

 

花組公演 『元禄バロックロック』のキャスト

クロノスケ(時計職人) 柚香 光(れい)(95期)(171cm)
キラ(謎の女性) 星風 まどか(まどか)(100期)(162cm)
コウズケノスケ(吉良上野介) 水美 舞斗(マイティー)(95期)(170cm)
クラノスケ(大石内蔵助) 永久輝 せあ(ひとこ)(97期)(170cm)
タクミノカミ(浅野内匠頭) 聖乃 あすか(ほのか)(97期)(170cm)

ニックネーム・入団時期・身長は自分用のメモです(^^;)

 

花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination!』の感想

『元禄バロックロック』今年観た歌劇の中ではダントツに面白かった!

絢爛豪華な架空のエドの街で、忠臣蔵まがいのお家騒動が起こる。元藩士の時計職人と謎の娘が、争いを食い止めるべく奔走する、というお話。タイトルの「バロックロック」の「ロック」はロックンロールのROCKではなくてCLOCK忠臣蔵タイムリープを掛け合わせたナイスアイデアな脚本。ジャンルで言えばSFコメディといっていいのかな?

 

最初、柚香光もそんなにアレだし、星風まどかもカフェブレイクなんかで見る限りは、おっとりし過ぎでいまいち掴みどころがないし、今更忠臣蔵って言ってもな〜程度の期待で観に行ったわけですが・・・

 

豈図らんや。これがかなり面白かったんですよ!

 

ここんとこの、シティハンターにしろ柳生忍法帖にしろ原作ありきの舞台だったので、どうしても話の展開は限られていて予測の範囲だったけど、今回のSF時代劇は先の展開が読めない。でもって「恋はデジャ・ブ」よろしく時間を行き来する切ない恋の物語がオヤジの涙腺を刺激するのですわ。

 

また脚本が素晴らしく良くできていて、宝塚にありがちな初見でのストーリーのわかりにくさというのが皆無(まあ忠臣蔵をモチーフにしてるのでその前提知識があるわけではありますが)。

 

ヒロイン、キラを演ずる星風まどかも、ラプンツェルのように何も知らない無垢な少女から、絶望の時を重ねてある種諦観の境地に達した仏のような女性(しかし見た目は同じ)まで、見事に演じ分けております。柚香光演じるクロノスケを慕いつつ、彼を慈母のように導く姿が、あのおっとりした雰囲気にすこぶるマッチし、まさに名演といいっていい。

 


で忠臣蔵といえば討ち入りして切腹というお決まりのパターンがあるわけですが、今回の話はそんな暗い話には全然ならない。そこここに思わず吹き出すようなギャグも散りばめられていて(特にクラノスケの嫁さんとか、将軍ツナヨシのギャグは最高)、最後は大団円で終わる、極めてハッピーな物語でした。

 

日本人の好きな忠臣蔵と流行りのタイムリープという素材をうまく融合させたストーリー、バロック調の絢爛豪華な衣装、新トップコンビお披露目の星風まどかの名演と、花組100周年にふさわしい素晴らしい舞台で、これが大劇場デビューという若手演出家谷貴矢は見事にその重責を果たしましたといえましょう。

 

『The Fascination!』について

第2部のショーに関しては珍しく途中にアナウンスが入ったりして、100周年を記念したリバイバル曲をやってました。タイトル曲もいい曲だし、僕の好きなガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」なんかもあったりして、とても良かったですよ。


女性陣の衣装もどれもめっちゃ綺麗でした。ドレス好きの女子は毎日楽しいんではないだろうか。

まあ、ショーの内容に関してはそれ以上にわかファンの僕が語れるようなものはあまりないので、あとは花組イチオシのほのかちゃん(聖乃あすか)がかなり前面にフューチャーされていたことを喜びとしたい。

 

水美舞斗の扱いに関してはファンがざわついているそうで

ところでスポーツ新聞とかでも話題になっていたけど、花組二番手の水美舞斗が三番手永久輝せあと同じ大きさだったことがファンをざわつかせているそうな。要は二番手水美舞斗が二番手の扱いを受けていないと。

一方、今回の冠スポンサーであるVISAのVISAガールを明日海りおに継いで永久輝せあが務めているそうで、VISAガールを務めたジェンヌは必ずトップになるというのが定説だそう(と長年のファンの人に聞いた)。

となると、柚香光の次のトップは・・・とレース予想に一喜一憂するのがファンのサガということでしょうな。

ショウビズの世界はなかなかシビアですが、二人には頑張ってほしいですね。

 

勝手に評価

というわけで、今日の花組公演 『元禄バロックロック』『The Fascination!』、最近の中では満足度高しということで、★4つです。

私的評価 ★★★★

 

今年見た宝塚歌劇

11月
花組公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』★★★★ 💬
9月
星組公演『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』★★★☆ 💬
雪組公演『CITY HUNTER/Fire Fever!』★★★ 💬
5月
月組公演『桜嵐記/Dream Chaser』★★★☆ 💬
4月
花組公演『アウグストゥス/Cool Beast!!」★★★
1月
雪組公演『fff-歓喜に歌え!-/シルクロード』★★★★ 🥲

 

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